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第5話:DVD再生ソフトの環境構築
LOOX内蔵DVDドライブのハード的なリージョンフリー化は完了した。さて実際にDVDを再生するにあたり、付属の「WinDVD」はベストなのだろうか?購入した時からLOOXのワンタッチボタンがWinDVDで反応しない。おまけにWinDVDのスキンを変えたらプレーヤーパネルが表示されなくなってしまった!。何かおかしくないか?、このLOOX。リージョンフリーのDVD再生環境を構築してみよう!

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■リージョンフリー化ツールの実装■
RPC−1化したLOOXのDVD−ROMでリージョンフリーでDVDを楽しむ為には、ツールが必要になります。この詳しい情報は 「PC-DVD Region ZERO」に書かれています。またその利用方法も詳しく書かれていますのでここでは省略します。ツールの入 手は「PC-DVD Region ZERO」「■その他」→DOWNLOADコーナーで可能です。私が使用しているツールは下記の3つです。

[1].DVD Genie ---> 公式サイト『DVD Infomatrix』
[2].DVD Genie 日本語化パッチ --> 公式サイト『PC-DVD Region ZERO』
[3].DVD Region Killer --> 公式サイト『DVD Region Killer』

その他『DVD Digest』でも各種ツール類がダウンロードできます。

『DVD Genie』を使用する為に、DVD再生ソフトウェア「WinDVD」のバージョンを調べます。ヘルプのバージョン情報を参照し ますと「Version 2.3」と判明しました。次に「DVD Genie」を展開しLOOXにインストールします。インストールした場所(フォルダ 名)を覚えておいて、日本語化パッチを当てます。

「DVD Genie」を起動し、WinDVDのタブをクリックします。ここでバージョンの項目チェックをします。後は再生するDVDのリー ジョンに従って設定するだけです。(リージョン1/主に北米盤視聴の為の設定を示します)


DVD Genie」の場合、再生するDVDのリージョンによって設定を変更しなければなりませんが『DVD Region Killer』をインスト ールした場合は、DVDのリージョンに関係なく動的に設定してくれます。ディスクごとに設定しなおす手間がなく便利です。


■プレインストールのWinDVDでスキン変更・・・・がトラブル?■
プレインストールされてきたDVD再生ソフトウェア「WinDVD」は下図の通り、操作パネルに「FUJITSU」のロゴが入っています。


自作パソコンでは『PowerDVD』を使用しているので、WinDVDの操作パネルの雰囲気がどうもイマイチで、操作パネル(プレーヤーパネル)を変更しようとセンスの良いスキンを捜して変更したのです・・・


下図のような表示になったまでは良かったのですが「あれ?、操作パネルが無い!」右クリックで[表示]→[プレーヤー]のチェックは入っています。どこかに隠れているのかと思い、WinDVDを最小化したり色々探してみたのですが、どこにもありません!。

ちょっと待て!どうやって元に戻すのよ!!

WinDVDの操作パネルの変更方法は、下図のように操作パネルを右クリックして変更する方法しか知りません。(おーい ^^;;)


とんでもないことになってしまった・・・・どうしよう(笑)
(「ルパン三世/カリオストロの城の銭形警部調で読んで頂ければ幸いです>爆)

■ワンタッチパネルが反応しない!これはなぜだぁ?■
LOOXを購入した時から、ワンタッチボタンは「アプリケーション」及び「DVD」のどちらにスイッチを倒しても反応しませんでした。 これには正直参りましたが、ワンタッチボタンの設定を行うことにより「アプリケーション側」では反応するようになりました。

しかしながら肝心のDVD側での反応は未だありません。

これではLOOXの魅力が半減してしまうので、富士通のサポートへメールすると共に、推測を始めてみました。

【課題】WinDVDとワンタッチボタンの関連付けは何が行っているのか?

まず私が疑ったのは『WinDVD』本体です。プレインストール版ということから、もしかすると『拡張機能』を付けられている「可能 性」もあるのではないか?という推測です。そこで、友人が使用しているWinDVDとファイルを比較してみようと思いました。 LOOX添付の「WinDVD」本体ファイルサイズが、オリジナルより大きければ何らかの手が加えられているのではないか? という検証の為です(よくよく考えれば、操作パネルに富士通のロゴが表示されているのですから、大きくなっているのが当たり前なのですが・・・)

【疑問】何がワンタッチボタンとWinDVDの仲立ちをしているか?

そんな時に、「Kiyoshi Imaiの勝手な出来事」のImaiさんから「BtnHnd.exeが介在しているのではないか?」とのご指摘とご指導 を頂きました。そこで、Imaiさんのアドバイス通りの実験をしてみました。

【実験】常駐プログラムに何が存在しているのか?

まずLOOXが普通に起動している状態で、[Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーを1回押してみます。


確かに「btnhnd」というプログラムが動いていました。名前から想像するに「ボタンハンドリング」とか「ボタンハンドラ」のように見えます。 そこで『msconfig』を実行して「スタートアップ」を見てみました。下図がその表示です。


【疑問】何を行えば「BtnHnd.exe」が上図のように登録されるのでしょうか?

 
■富士通サポートからの回答 他によるWinDVD再インストール■
そんな折、富士通サポートから回答が来ました。以下はその要点です。

(1)ワンタッチボタンの制御は「msconfig」内の「LoadBtnHnd」「LoadFujitsuQuickTouch」が担っている。
(2)WinDVDはOEM供給されているものであり、オリジナルとは異なる部分も存在する。
(3)レジストリが問題の場合もあるが、危険な操作である為推奨できない。
(4)最後の方法として「LoadFujitsuQuickTouch」=「ワンタッチボタン」の再インストールを実行。

これでワンタッチパネルが動作する原理が明らかになりました。2つの常駐プログラムが、ボタンを押した時のキーコードを監視し、そのキーコードが返された時に   WinDVDへイベントを渡しているのだと思われます。

【復旧手順(1)】WinDVDの再インストール

手順として私の場合は「WinDVDの操作パネルが表示されない」という問題もありましたので、まずはWinDVD本体の再インス トールから行いました。[START]→[設定]→[コントロールパネル]→[アプリケーションの追加と削除]で、アンインストールを行い、 付属CD-ROMから再インストールしましたのが下図です。無事「操作パネル」が表示されました。


【復旧手順(2)】ワンタッチボタン設定の再インストール

ワンタッチボタンの設定の再インストールは下記の手順で行うよう、サポートから指示されました。

@[コントロールパネル]-[アプリケーションの追加と削除]から「ワンタッチボタン設定」を削除
A添付のアプリケーションCD2内の「EzInst.exe」を起動
B「アプリケーションセットアップランチャー」内の「ワンタッチボタン設定」を選択して「インストール」ボタンで再インストール


また添付CDのフォルダ「Onetouch」の中の「Readme.txt」にセットアップ時の注意書きもありましたので、直接フォルダ内の SETUP.EXEを実行する場合は、「Setup.exe /a /kt」のようにオプションを付けた方が良いと思われます。

で、気になる結果ですが・・・・ DVD側で、ワンタッチボタンが反応しました! 私のサポート担当の方、大変お騒がせ致しましたです、はい。

 
■WinDVD vs PowerDVD■
さぁて私の一番気になる処が、再生ソフトによる違いです。同じDVDを同じ時間再生してシステムモニターで表示させてみました。 現在デスクトップは「PowerDVD2000」を使用してますので、古いバージョンをLOOXにインストールしてみました。

▼WinDVD

▼PowerDVD

私の予想と違う!(爆)

ここからは『主観』になってしまうのですが、画面を見ていると、WinDVDは『コマ落ち』を頻繁に感じます。対してPowerDVDは 割とスムースに再生しています。でも『コマ落ち』を感じない訳ではないのですが、WinDVDよりは目で感じません。ところがシス テムモニターのグラフを改めて対比して見ると、PowerDVDの方がCPU負荷率が高いように思える結果になっています。

私なりの評価ですが・・・

(1)画質はWinDVDの方が綺麗。
(2)再生の滑らかさはPowerDVD。
(3)ワンタッチボタンを使用するならWinDVD、使わないならPowerDVD。

PowerDVDの画質も悪い訳ではないのですが、WinDVDと比べてしまうと平坦な感じがします。これは再生エンジンとビデオカードの チップとの相性とか色々関係しているのではないでしょうか。DVD Genieを見るとデコード設定で「ATI Mobility」の設定もあるので、 「長瀬ダイレクト」で無料配布を開始した『CinePlayer』を試してみても良いかもしれません。

※ 但しシリアルナンバーの購入は無料なのですが、長瀬ダイレクト利用手数料として300円が必要です。
※ これがクレジットカードのみの受付だから躊躇しているのですが・・・。

問題は「ワンタッチボタン」ですが、その使用頻度を考えると、どうにも他のDVD再生ソフトになりそうです。『CinePlayer』のテスト結果によっては「ワンタッチボタン」を切り捨てるかもしれません。

 
■WinDVD Version 2.6 へのアップデート■
さて「WinDVD」であるが、添付のソフトウェアのバージョンは前にも記述したが「Version 2.3」である。

このソフトウェアは「OEM製品」であり、例のワンタッチボタンの件で書いたようにオリジナルとは異なる部分も存在する可能性がある。 しかしながら『アップデートパッチ』が存在すると聞けば実行したくなると思うのだが、皆様はいかがだろうか?(爆)

WinDVD Ver 2.6 UPDATE PATCH 日本語版 もしくはカノープスのサイトのWinDVD2000のUPDATE PATCH ・・・と、選択肢は2つある。私はファイルの日付けから先のINTERVIDEOのFTPからダウンロードし(今はDownload不可)アップデートを実行してみた。

特にインストール上は何の問題もなくアップデートできた。ではバージョン情報を見てみよう。


バージョン2.6になってる!(当たり前)

それでは『問題の(笑)』ワンタッチボタンを試してみる・・・

普通に反応するじゃん!(爆)

私なりの結論・・・

ワンタッチボタンは常駐プログラムが介在しているだけで動作する!!

もしも最初の推測通りであれば、アップデートを行うことにより「WinDVD本体」が書きかえられるのだからワンタッチボタンの連携に何ら かの障害が出てもおかしくはない!(決め付けるなよぉ>爆)しかしながら、ワンタッチボタンはごく普通に反応した。これは単に「msconfig」内の「LoadBtnHnd」と「LoadFujitsuQuickTouch」が制御しているだけで、WinDVD本体に何のギミックも含まれていないという推測 が出来る!(んなこたぁ、皆さん知ってますってば ^^;)

※ 尚、筆者は嘘八百を並べ立てる事もありますので、この章に関しては無責任モードであります(爆逃)

 
■WinDVD Ver2.3 vs Ver 2.6■
さてバージョンアップの実行など「どうでもいいこと」なのだ。バージョンアップしてDVD再生にどのような影響が出たか?の方が気に なるのが当たり前田のクラッカー(さ、さぶい)。そこで vs PowerDVDの時と同じくシステムモニターで計測視覚化してみた。

▼WinDVD Ver2.3

▼WinDVD Ver2.6

ここからは『主観』にならざるのが悲しい処だが、バージョンを上げての再生は、コマ落ちの頻度が少なくなったように感じる。但し、 マウスなどを少し動かすと、オリジナルよりコマ落ちが激しいと感じた。何もしなければ「結構いけるじゃん!」と思ってしまいました。

CPU負荷率を見ても「多少負荷が少なくなっているように見える」というのが正直な処です。実はこのグラフを出すまで、何回も再起 動しまして、やっと取ったものなのです。理由は「負荷率100%」というのがほとんどだったからです。たまたま再起動してグラフを計測したら旨く取れたのが上図であって、 それ以外は水色の塗りつぶされた「つまらないグラフ」でした。

私なりの評価ですが・・・

ワンタッチボタンを使用するならWinDVDのVersionUpをしても良いのでは?

さてWinDVDに関しては、現時点ではこれが限界であろう。「WinDVD ARIENA」や「WinDVD DH」などを購入する余裕がない ので調査のしようがないのが悲しいのだが、いずれYahooオークションなどで入手して試してみたいと思う。

 
■WinDVD Ver 2.6 vs Cineplayer■
先にも書いたDVD Genieを見るとデコード設定で「ATI Mobility」の設定が出来るということから、「長瀬ダイレクト」『CinePlayer』 を購入しましたので、このWinDVD Ver2.6との比較をリポートします。(既に販売は終了しております)

◎CinePlayer概観

▼Cineplayer

▼WinDVD Version 2.6

どのように設定を変更してみても、この傾向は変わらなかった。Cineplayerであるが「CineTool2」という環境設定ソフトがダウン ロードできるので、それも試してみたが変化は無かった・・・(私の知識不足だとは思うが、劇的な変化は無かった)。また『主観』でも「コマ落ちが激しく」LOOXでの使用は耐えられるものではなかった。マウスなどを少し動かすと、 音声までブチ切れるようでは使い物にならないと思う・・・。LOOXでCineplayerをお使いの方がいらっしゃったら、ぜひ「設定」などご教示頂きたい。

CPU負荷率を見ても「圧倒的にWinDVDの方が負荷率が少ない」というのが正直な処です。結構「期待」はしていたのですが、この結果ではLOOXでの使用は諦めるしかないですね。

 
■VaroDVD(体験版)vs WinDVD Ver2.6■
さて「Cineplayer」の結果にガックリきている場合ではない(笑)。 VARO DVDの体験版をダウンロードしてあったので試してみた。

◎VaroDVD(体験版)概観

▼VaroDVD(体験版)

▼WinDVD Ver2.6

あ、あきまへん・・・負荷率が高すぎる!

しかも「音声再生なし」で、この負荷率ではちょっとね・・・。まぁ、LOOXがちょっと特殊なので一般的な比較にはならないけど。

 
■PowerDVD Ver 3.0 ( English Evaluation ) vs WinDVD Ver2.6■
まだまだ「諦めた訳ではない!(何を?>笑)」。PowerDVD Ver3.0 英語版の評価版を入手したので、これも試してみようと思う。

▼PowerDVD Ver 3.0 ( English Evaluation )

▼WinDVD Ver2.6

わっはっは!

笑うしかないですね (^^;;

 
■LOOX/T by Windows-Me 環境下におけるDVD再生ソフト総合評価■
各種ソフトウェア再生ソフトを試してみたが、結果は今までリポートした通りです。安定度やソフトの使い易さから「WinDVD」と「PowerDVD」の2つに絞られると思われます。 他のソフトはLOOXには向いていない感じがします。意外だったのは「WinDVD」のCPU負荷率が低いということです。 デスクトップでの再生ソフトを決定する時には「WinDVDは重い!」というイメージが強かっただけに、LOOXでも傾向は同じであろうと思っていたのだが、結果はまったくでした。

私の結論!LOOXには「WinDVD」でベストではないでしょうか?(笑)

「だから富士通さんを信用しなさいってば」という声が聞こえてきそうだが、何事も試してみないと気が済まない性格なので(爆) 後はソフトウェアのセンス(趣味)の問題になってしまうが、私的には「PowerDVD」の方が好みです。単純に操作パネルのスキンのセンスが「圧倒的に」 PowerDVDの方が楽しさを感じるからです。パイオニアやソニーのDVDプレーヤーを真似たスキンは見ていて楽しいのである。 WinDVDもスキン変更は出来るのだが、どうも私の感性とは合わないので、こればかりはしょうがないと思う。

再生画質そのものは「WinDVD」も「PowerDVD」も「Cineplayer」も、なかなか良かったと思う。特に「Cineplayer」の画質は ビデオチップとの相性なのか、なかなか味わい深いものがあった。しかしながらDVDの再生という点では、2大ソフトには及ばなかったのが残念です。

最後にお断りしておくが、リカバリーCDから復旧した「Windows-MilleniumEditon」という環境下の「私個人の結論」です。 OSをWindows2000にした場合やWindows98 SecondEditon、Windows-MilleniumEditionのクリーンインストールの環境下ではないので、その点だけはご自身で考慮して頂きたいと願います。 各DVDソフトウェアには、それぞれの特徴やベストな再生環境が存在するはずなので、決して「WinDVD」に比べて劣っているとかという事ではない点を誤解しないで欲しいと願います。

次は第6話『Windows-Meのクリーンインストール』です。

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